成功するECサイトに共通するのは「ペルソナ」という名の秘密兵器
本記事では、ペルソナ設定の具体的な方法や項目例、メリットと注意点などを解説します。マーケターはもちろん、商品開発や営業に携わる方にもぜひ参考にしていただければと思います。


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成功するECサイトに共通するのは「ペルソ...

マーケティング戦略
成功するECサイトに共通するのは「ペルソナ」という名の秘密兵器
2024/4/9
マーケティングを行う上で、ターゲットとなる顧客像を明確にすることは非常に重要です。
従来は年齢や性別、職業などの基本的な属性で顧客層を設定する「ターゲティング」が主流でしたが、近年はより詳細な架空の人物像である「ペルソナ」を設定する企業が増えています。
本記事では、ペルソナ設定の具体的な方法や項目例、メリットと注意点などを解説します。マーケターはもちろん、商品開発や営業に携わる方にもぜひ参考にしていただければと思います。
ECサイトでペルソナ設定が重要な理由
ECサイトを運営する上で、ターゲット層を明確にすることはとても大切です。
しかし、「20代女性」や「都内在住の会社員」といった大まかなターゲット設定だけでは、具体的なユーザー像がイメージしづらいものです。
そこでおすすめなのが、ペルソナの設定です。
ペルソナとは、ターゲット層の中でも特に典型的な人物像を詳細に描写したもの。年齢や性別、職業、趣味、ライフスタイルなどを具体的に想定することで、まるで実在する人物のようにリアルなイメージを持つことができます。
ペルソナを設定するメリット
ペルソナを設定するメリットは大きく2つあります。
1つ目は、ユーザー目線でECサイトを最適化できること。ペルソナを意識することで、そのユーザーが求める商品構成やサイト設計、コンテンツなどが見えてきます。
2つ目は、社内で認識を共有できること。ペルソナを全社で共有することで、マーケティングや商品企画、カスタマーサポートなど、様々な部門が同じユーザー像を思い浮かべながら施策を打ち出せます。
ECサイトの運営において、ペルソナ設定は今や必須と言っても過言ではありません。自社のターゲットを深く理解し、リアルな人物像を描くことが、ECの成功への第一歩となるでしょう。
ペルソナ設定の具体例
では、実際にペルソナを設定する際は、どのような項目を盛り込めばよいのでしょうか。
それでは、35歳の自営業男性、鈴木太郎さんを例に、ペルソナ設定の具体例を見ていきましょう。
【基本情報】・名前: 鈴木 太郎(すずき たろう)
・年齢: 35歳
・性別: 男性
・職業: Webデザイナー(自営業)
・年収: 800万円
・居住地: 神奈川県鎌倉市
・家族構成: 妻と3歳の娘の3人暮らし【趣味・嗜好】・休日はサーフィンを楽しむ
・音楽鑑賞が好きで、ジャズバーに通っている
・年1回は家族でハワイ旅行に出かける
・最新のガジェットが大好き
・インテリアや雑貨集めに興味がある【ライフスタイル】・朝は7時に起床し、家族と朝食
・仕事は自宅の書斎で行い、平均して10時から18時まで
・在宅ワークのため、昼食は妻の手料理を食べることが多い
・週3回はサーフィンか公園で娘と遊ぶ
・将来は仕事と家庭のバランスを大切にしながら、のびのびと暮らしたい
・貯蓄と投資にも力を入れている太郎さんは、仕事もプライベートも充実させたいと考える30代半ばの自営業者像が浮かび上がってきます。趣味のサーフィンや音楽を楽しみつつ、最新のガジェットにも関心が高いのが特徴です。家族を大切にしながらも、自由で豊かなライフスタイルを求めているようです。
このように、ECサイトのターゲットとなりそうな人物像を、できるだけリアルに想定してみてください。
実際の人物画像を用意するのも良いです。
年齢や職業などの基本情報に加え、ライフスタイルや価値観まで掘り下げることで、ペルソナに奥行きが出ます。
太郎さんをイメージすることで、どのような商品を訴求すべきか、どんなトーンでコミュニケーションを取るべきかなどが見えてくるはずです。
ペルソナ設定のポイント
ペルソナを設定する際は、以下の点に気をつけましょう。
- できるだけ具体的に、リアルな人物像を描くこと
- 基本情報だけでなく、ライフスタイルや価値観まで掘り下げること
- 設定した項目が多すぎると逆に使いづらくなるので、10~20項目程度に絞ること
- 社内の関係者でペルソナについて共通認識を持つこと
- 一度設定したら終わりではなく、定期的に見直しをかけること
ペルソナはあくまで仮説に過ぎないので、実際のユーザーの声を反映させながら、ブラッシュアップを重ねていくことが大切です。
顧客アンケートやインタビューなどを通じて、ペルソナの精度を高めていきましょう。
まとめ
ECサイトの運営において、ペルソナ設定は今や必須の施策と言えます。
ターゲットの基本情報だけでなく、ライフスタイルや価値観までリアルに描き出すことで、よりユーザー目線に立ったECサイト作りが可能になります。
ペルソナ設定はゴールではなく、スタート地点に過ぎません。設定したペルソナを起点に、サイトコンセプトや商品構成、マーケティング施策などを練り上げていきましょう。
ペルソナを軸にPDCAサイクルを回していくことが、ECの成功への近道となるはずです。
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